組織が関係する重要書類が盗まれた。
相手はひとりの記者らしい。
裏に通じていなければ、いくらがんばろうとも組織にはたどり着けないだろう。
だが、念には念を。
こういう仕事は、物事を過小評価すると命に関わる。
責任者は社会的に抹殺された。
もう表舞台での活躍はできないだろう。
もっとも、それも本人の実力ではないが。
今回の仕事はあまり気が乗らなかった。
仕事とはいえ、中学生の子供を……。
だが、親父もそのうち捕まる。
子供だけ天涯孤独にするよりはいいのかもしれない。
俺はそう自分に言い聞かせ、同僚と現場に向かった。
「俺は親父の部屋を探した後、ガスを仕掛ける。お前は息子の部屋に細工をしろ。
爆発した時に炎上するよう、これを隠しておけ」
同僚は俺に油を手渡すと、階下に降りた。
……これはチャンスかもしれない。
よし、小僧。俺と知恵比べをしようじゃないか!
画面をタップしてアイテムやヒントを探し出す、オーソドックスなルール。オプション設定でオートセーブにも対応。
移動は画面左右をタップ、上部のアイテム画面でダブルタップすると詳細画面へ。
アイテム詳細画面で他のアイテムを使うと合成できることも。
ゲームをスタートするとオープニングが始まる。