実は今俺は、彼女の部屋の中にいる。
夜の街で知り合い、意気投合した俺と彼女。とても気が合ういいカップルだと自分でも思っている。
でも、俺は彼女のことを何も知らない。彼女のことを俺が知ろうとすると、彼女は言葉を濁す。
こんなのが、かれこれ二年も続いている。
俺は、彼女の後を追うことにした。
良くないこととはわかっていても、住んでいるところは知りたい。
彼女を追い、路地裏に入り込む。そのとき、後頭部を殴られて俺は失神した。
気がつくと、俺は女の部屋の中にいた。
「気がついた?」
ドアの向こうから女の声がする。
「ここが私の部屋。知ったからには、逃がさないから」
そう告げ、彼女が去る。
最初少しパニックに陥っていた俺も、時間と共に冷静さを取り戻し、考え始める。
「ここにいるのはまずい」
直感的にそう感じた俺は、この部屋からの脱出を試みた。
画面をタップしてアイテムやヒントを探し出す、オーソドックスなルール。オプション設定でオートセーブにも対応。
移動は画面左右をタップ、上部のアイテム画面でダブルタップすると詳細画面へ。
アイテム詳細画面で他のアイテムを使うと合成できることも。
ゲームをスタートするとオープニングが始まる。