『iPhoneで”読む”って、きっとこういうこと。』
デジタルノベル制作集団”超水道”がおくるノベルアプリ第七弾は、上京後に偶然再会した幼馴染みとの四季をめぐる物語。
作品を重ねるごとにインターフェースも洗練され、物語の感動を妨げる広告も一貫して付いていない。
初めてノベルアプリに触れる人でも安心のチュートリアルも充実している。
「はじめから読む」を選択すると、大学講師から学ぶ設定で全ての操作を確認する事ができる。
基本操作は画面をタップして読み進めるだけ。
2本指で画面をタップすれば、どの場面でも「しおり」をはさむ事ができる。
物語はチャプターごとに分かれていて、最初に日記での展開、その後は縦読みスタイルで進行していく。
細身の文字フォントが物語に優しさを添えてくれている。
左上のメニューからは読み進めた所までを記録したり、しおりを挟んだ所や記録した所からいつでも再開する事ができる。
物語の所々で挿入されるイラストやBGMがストーリーをさりげなく盛り上げてくれる。
普通に本を読んでいる感覚なのに、このさりげない演出でどんどん引きこまれていく。
本編で流れたイラストやBGMは、表紙から「ギャラリー」、「サウンドテスト」で後から自由に堪能できる。
サウンドトラックまで制作されているBGMは必聴！
アドオン購入にて高画質・高音質の豪華版や、特別シナリオの購入ができる。
他にも壁紙の購入で製作者へのカンパも可能。無料で広告なしのスタイルを一貫して続けているので、作品が気に入ったら是非こちらも見てほしい。
現役大学生のメンバーが制作している等身大の青春ストーリーは、世代を越えて楽しむ事ができる。
イラストと音楽とともに読み進めていくスタイルも本では味わえない臨場感があり、新しい読書体験を是非堪能してほしい。
